お知らせ/コラム
2020/08/27 コラム
どの会社に委託しても一緒?マンション・ビル定期清掃のクオリティの分かれ目をプロが解説
首都圏を中心にマンション・ビルの定期清掃を行うベストリファインドエージェントです。本日は、定期清掃の委託先を探している法人様に、「清掃会社によってどんな違いがあるのか?」を解説させていただきます。
清掃スキル?高級溶剤?清掃会社のクオリティの違いってなに?
定期清掃の営業活動をしているとお客様から
「清掃会社さんの技術って会社ごとにどう違うんですか?」
というご質問をいただくことがあります。
「弊社は他社がどこも使っていない高級な溶剤を使用しておりまして・・・」
ですとか、
「弊社の清掃スタッフは類稀なる清掃技術を持っておりまして・・・」
と言いたいところですが、正直にお話しすると、技術的にしても清掃に使用する溶剤にしても各社で違いはそれほどありません。
特に、マンションやビルの定期清掃となると拭き掃除や掃き掃除といった基本的な清掃の繰り返しになるので技術的な差は殆どないといえます。
「じゃあどの清掃会社に委託しても一緒ということ?」
いえ、全然違います。
技術・溶剤の質ではない所で清掃会社のクオリティが変わってくるのです。
1秒で出来る気遣いが、定期清掃の満足度を左右する
定期清掃におけるクオリティの違いは”1秒で出来る気遣いを怠らない”ことだと私たちは考えております。
1秒でできる気遣いには2種類あります。
一つは、人に対する気遣いです。
例えば、マンションやビルで定期清掃をしていると、居住者の方やそのビルで働く方と多くすれ違います。
「こんにちは。」
「足元お気をつけください。」
など一言お声がけするだけで、その方々の印象は大きく変わります。
清掃会社は管理会社や管理組合から委託を受けているため、私たちが印象を悪くしてしまうと依頼主に迷惑が掛かります。
清掃という仕事をただの作業と考えるか、お客様に気持ちよく過ごしていただくサービスを提供していると考えるかで働き方は大きく変わってきます。
一声かけるという1秒の気遣いでお客様の満足感が大きく変わってくるのです。
二つ目は、清掃時の気遣いです。
例えばマンションの定期清掃で見落としがちなポイントがいくつかあります。
・マンション入り口インターフォンの上の埃
・ポストの上の埃
・共有部のドアの上の小窓
・エントランスのライトの上の部分
・丸型のポリッシャーでは落とせない端っこの汚れ
上記はパッと目につかない所だったりするのですが、こういった細かい箇所にも気遣いをしているとお客様にも信頼していただけます。
「その部分を見る人なんかいない=やらなくてもバレない」
と考える清掃会社もあるかもしれませんが、バレるバレないの話ではなく細かいことに気づく意識で仕事することで、他の点においても大きな差が出てきます。
新型コロナウイルスによる清潔への意識の変化
私たちの生活様式にまで大きな変化をもたらした新型コロナウイルス。
清掃という分野にも大きな影響を及ぼしています。
例えば毎年夏場はエアコン清掃のご相談を多く受けますが、今年は例年より依頼件数が多いです。
新型コロナがきっかけで空間を綺麗にしておきたいと考える事業者様が増えたことが理由だと思います。
弊社でも、オフィスや飲食店などの店舗に向けた光触媒による抗菌・抗ウイルス施工「イオニアミストPRO」に力を入れておりますが、抗菌・抗ウイルスだけでなく日常的な清掃への意識の高まりも感じています。
そのため、定期清掃の品質にはこれまで以上に高い基準を設けて巡回を行なっております。
清掃というお仕事は、一つのミス・一人の不満足でクレームに繋がってしまいます。これらを無くすために、「人に対する気遣い」「清掃での気遣い」をやりがいとできる会社であり続けたいと思います。
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