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2020/12/21 コラム
イオニアミストプロは従来の光触媒と何が違う?施工の注意ポイント
未だ収束の目処が立たない新型コロナウィルス、長期に渡る異例の事態に警戒心が薄れてしまいがちですが、空気も乾燥し、部屋を換気しなくなる冬こそ感染症が猛威を振るう季節、これまで以上に気を引き締めて今一度向き合い方を考える必要も出てきました。
「光触媒」の技術を応用した抗菌・空気清浄効果は世界的に認められており、既に医療施設や食品加工工場、新幹線などなど……高水準の衛生管理が求められる空間に幅広く利用されております。
世間の関心が強まったことに比例して、光触媒を用いたサービスを取り扱う会社も増えてきているのですが、依頼にあたり「どの会社を選ぶのが適切か」判断に迷うお客様もいらっしゃると思います。
本日は、イオニアミストプロの特徴から、会社の選び方の指針までをご紹介していきたいと思います。
イオニアミストプロは従来の光触媒と何が違う?施工の注意ポイント【1】
光触媒についておさらい
光触媒が発見されたのは約半世紀前の日本。
なぜ光触媒に抗菌効果が認められているのか。
仕組みを簡単にご説明すると、「酸化チタン」に光が当たることによって酸化を起こし、その酸化反応によって菌やカビなどの目に見えない有機物を除去するからです。匂いや汚れも有機物であるため防臭や防汚に効果があります。
ここで大事なポイントは、酸化チタンが光触媒を起こす条件です。
1:光に当たっていること
2:空気と酸化チタンの粒子が触れていること
この2つの条件をクリアした上で、実践的に使われるまでには長い研究が必要でした。従来の製品が抱えていた課題とイオニアミストプロの特徴をご説明します。
イオニアミストプロは従来の光触媒と何が違う?施工の注意ポイント【2】
粒子を超ナノ化させたことにより、従来の問題を解決
酸化チタンの粒子を対象に付着させるため、従来製品は施工を施す面に「バインダー(糊)」を使用することが通常でした。
ですが、酸化チタンは極小の粒子。
接着にバインダーを用いると、その中に酸化チタンが埋没してしまう問題をはらんでいたのです。
もちろん、バインダーによって覆われた酸化チタンは空気に触れていないため酸化反応を起こしません。このことこそが従来の光触媒製品の課題でもありました。
イオニアミストプロの強みはバインダー不要であることです。
粒子を超ナノ化させたことにより、分子間力(電気的な結合)によって酸化チタンが自力で施工面に付着するのです。
イオニアミストプロは従来の光触媒と何が違う?施工の注意ポイント【3】
施工の時間と費用までも削減
極小の粒子は光の当たる表面積が大きいことにもメリットがあります。
従来の製品は機能を発揮するため、紫外線などの強い光が必要でした。
イオニアミストプロは家庭で用いられる室内灯程度の光で効果を発揮できるので施工の場所を選びません。
まとめると……吹き付けた酸化チタンがちゃんと空気に触れる状態を維持できるほか、生活の明かりで十分に効果を発揮できることこそが強み……
従来製品の懸念点を払拭したのがイオニアミストプロです。
また、施工時にバインダー周辺の工程を大きく省くことができるため、従来の製品と比較すると、施工時間と費用も大きくカットすることに成功しました。
目安までに料金の概算をお伝えすると、
従来製品は1㎡あたり2,000〜6,000円が相場でしたが、
イオニアミストプロは1㎡あたり〜1,000円でご提供することが可能です。
イオニアミストプロは従来の光触媒と何が違う?施工の注意ポイント【4】
施工スタッフによっては効果が発揮されないケースも
冒頭で申し上げた通り、光触媒を用いたサービスを取り扱う会社は増えてきておりますが、お客様が比較検討するポイントは製品そのものではありません。
見るべきポイントは会社の実績、ひいては施工にあたる方の腕です。
光触媒は肉眼で確認することのできない製品ですが、適当に吹き付けては効果は発揮されません。
弊社では一般社団法人「GCU(global construction union)」の主催する
講習を受け、免許制度をクリアしたスタッフが施工にあたります。
光触媒は専門的な知識が必要となる分野。
施工に当たるスタッフは適切な施工方法を学んでいることはもちろんのこと、メカニズムについても正しい知識を有している必要があります。
イオニアミストプロは従来の光触媒と何が違う?施工の注意ポイント【5】
空間を清潔に”保ち続ける”ことは、これからのスタンダード
簡単なご質問からお待ちしております
光触媒への関心は年々高まっており様々な生活環境に活用されているものの、まだ一般的に認知が広まっているわけではありません。
だからこそ、正しい知識と施工をもって光触媒の効果を世間に浸透させていくことも弊社の命題であると感じています。
詳細な情報や質問があればお気軽にお尋ねください。
みなさんが基本的な感染予防対策を徹底することと同じように、生活空間を清潔に保つことは今後の「衛生」のスタンダードにもなりつつあります。
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2020/12/21